私たちは歯周病原因菌であるグラム陰性微好気性細菌である
A. actinomycetemcomitans(Aa)の外膜タンパクに関する研究を行っています。現在までにAaの主要な6つの外膜タンパクを同定し、遺伝子レベルおよびタンパクレベルでの解析を行っています。特に私たちが命名したOmp100と呼ぶ外膜タンパクは細胞への付着因子、侵入因子、補体抵抗性因子、炎症性サイトカイン産生誘導因子として複数の病原性を有していることを明らかにしています。今後さらに解析を進めていき、外膜タンパクの個々の病原性について明らかにし、歯周病との関連性について検討してきたいと考えています。また、他の歯周病原因菌の外膜タンパクの病原性についても明らかにしていきたいと思います。